VRを肌で感じた!Tokyo VR Startups Demo Dayを取材しました

VRとJapanAnimeMediaが出会う!

2017年3月29日に秋葉原コンベションホールで開かれた「Tokyo VR Startups」の Demo Day、主催者の御好意でアニメの枠を超えて取材に伺いました。今回は全部で11社が登壇し、日本からは7社のVR企業の参加の他、韓国から3社、アメリカからも1社が参加しています。分野はゲーム、通信、ライブ、VR制作ツール、医療、VR関連ハードウエアなど、多岐に渡っています。具体的な参加者リストは記事中盤で紹介致します。

アニメ愛には溢れるもののVRのことはよく知らないVRド素人の筆者、会場に入る前にそれなりに心の準備をしたつもりでしたが、会場に入ると目の前には驚愕の光景の数々。この衝撃を伝えるには筆者の持っている言葉だけでは足りないですが、出来る限り会場で見聞きしたことを皆さんにお伝えしたいと思います!

Tokyo VR Startups概要

Tokyo VR Startups(TVS) は、バーチャルリアリティ(VR)・オーグメンテッドリアリティ(AR)を利用したプロダクト・サービスを開発するためのインキュベーションプログラムです。専用のインキュベーションセンターを通じて、日本でのVR・ARのオープンイノベーションを加速させ、日本から世界を目指すプロダクト・サービスを産み出すことを目標としています。ゲーム等のエンターテインメントのみならず、ゲーム以外のプロダクトやサービスなど自由な発想と実現への意欲を持つVR・AR開発者の応募もお待ちしております。

筆者が会場に着いたのは13:00頃、14:00から始まる開会を前に好奇心を抑えきれず、まずはメディア向けのVR企業デモブースに出かけました。

いきなり面白そうなブースを発見!ブースでプレイしているプレイヤーは座りながら、何故かコントローラーを捨てようとしているという不思議な光景。好奇心に支配されている筆者はスタッフに話しかけ次のプレイの権利をゲットしました。

「イエス!」こっそり心の声を漏らしてしまいました。

そのゲームというのはよむネコ社の「Enigma Sphere」。プレイヤーはスーパーエージェントとして地球を狙う巨大兵器の制作工場の動力源である「スフィア」を叩き、謎を解きながら世界を救うゲームです。椅子に座った筆者は早速ヘッドセットとヘッドフォンを頭に被り、両手にコントローラーをして世界を救い始めました。

まずはそのバーチャル世界のリアルさにびっくり!完全に外の世界と遮断され、死角ゼロのダイビングのような感じでまったく違った世界に入った気分です!ちょっと心を落ち着かせた筆者、非常にリアルに構築されている仮想世界でハンマーを掴み、スタッフさんの助言を参考にスフィアを叩いていきました。途中に橋を渡る時に覗いた足元の光景のあまりのリアルさに「こわっ!」と思わずに口にしてしまいました。

ゲームに熱中していると早くも時計は14:00。いよいよ本日のデモデーの開始を告げるgumi代表の國光さんの挨拶が始まりました!

株式会社gumiの代表取締役社長 國光宏尚さん

挨拶の中ではTokyo VR Startupsの3期インキュベーションプログラムの参加者募集が発表されました。またgumiはTokyo VR Startupsの他にも、韓国や北欧、北米で新規設立や連携の形でVRのインキュベーションを行っているそうです。

國光さんの素晴らしい挨拶の後にはいよいよVR企業各社の発表です!

※上記リストは会場資料により筆者が作成

※上記リストは会場資料により筆者が作成

数々の素晴らしいピッチが続く中、起業家たちに尊敬の眼差しを送りながら筆者の濃厚な約2時間20分が過ぎていきました。

個人的な趣味になりますが、ピッチの中で特に気になった2つの会社をご紹介させていただきます。1つはアニメキャラクターライブ配信サ―ビスを展開する「カバー株式会社」、そしてVRアプリの制作ツールを提供する「InstaVR株式会社」です。

カバー株式会社「VRライブ配信ツール」

カバー株式会社代表の谷郷元昭さん

アニメとライブ配信を組み合わせ、配信者がVR設備を使いアニメキャラクターを動かしてライブ配信するサービスを発表するカバー株式会社の谷郷さん。現場のデモでは裏で声優さんが見事にキャラクターを動かし、レッサーパンダの脱走事件をニュース番組風に報道して会場の笑いを誘っていました。

リアルな女の子、それともVR空間内の女の子、どちらにお金を払うのか?

ピッチ後の休み時間、アニメ愛に導かれた筆者はカバー社のブースに駆けつけ早速サービスを体験させていただきました。ヘッドセットを被った瞬間に「なんだこれは!」と思わずに口にしてしまいました。まさに二次元世界に転生した感じ。場所は黄昏の教室、目の前にはギターを弾きながら歌い踊るアニメキャラクター、自分の手もこの仮想世界ではっきり見えています。このときは厨二時代の筆者の夢が叶った気分でした!

InstaVR株式会社「InstaVR」

そしてもう一社、大変印象に残ったのはInstaVR社のブース。InstaVRはVRアプリ制作ツールを提供する会社で、その製品は高い生産性とコスパのため、既に世界で10,000社に導入されています。

InstaVR株式会社 代表取締役 芳賀洋行さん

ピッチでは実際に取締役の芳賀さんがInstaVRを使い、複数の素材をあっという間にVRビデオも含まれる立派なVRアプリとして仕上げてくれました。

ピッチを見て「あれ、もしかするとこれはアニメにも使えないかな」と思った筆者は早速InstaVRのブースに行ってきました。実際に自分で試してみると分かるそのアプリの質の高さに改めて驚きを感じます。アプリはAndroidスマートフォンで流暢に動き、視線を激しく動かす際にもフレームが落ちることがありません。スタッフさんからお聞きした情報では、現在は360°カメラの素材のみを扱っているInstaVRですが、今後は仮想素材を用いた制作なども方向の一つとして考えているとのこと。もしかすると将来はアニメとVRの融合も可能になりそうです。アニメファンとしては歓喜ですね!

様々なアイデアも持つ他のピッチの面々

以下、他のピッチの様子です。

株式会社GATARIの代表 竹下俊一さん

Tokyo VR Startups第2期のGATARIは、VRコミュニケーションツールについて発表しました。優秀な若いメンバーが集って開発を続けているGATARIの数年先のコミュニケーションを見据えたツールは今後の展開が非常に楽しみです。

HoloEyes株式会社の代表取締役 谷口直嗣さん

医療健康福祉ジャンルのVR開発において第一線を走っているHoloEyes株式会社。代表取締役CEOの谷口さんと取締役COOの杉本真樹医師の強力なタッグで医療現場の未来を作られています。


VRのド素人の筆者でも楽しめたTokyo VR StartupsのDemo Dayでしたが、楽しいという感情と同時にVRがこれから世界にもたらす可能性の大きさの片鱗が見たような気がしてとても興奮しました。VR業界の方々、どうか頑張ってください!

ここで紹介した会社やTokyo VR Startupsに興味がある方はこちらからコンタクトを取ってみてくださいね!

(取材、文章:Zheng)

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