庵野秀明さんも感動した!噂の「日本アニメ(ーター)見本市 初号上映」を取材してきました!

日本アニメ(ーター)見本市 初号上映」、取材してきました。今回はイベントレポート第一弾です。

締切迫る! 先行上映トークイベント追加情報! 総勢14名の監督陣による「アニメ業界の今後について⼤座談会」〜来場者全員に超レア複製原画セット(4種・ランダム)をプレゼント!〜

すごかった。そりゃすごいですよ、だって日本のアニメシーンを牽引しているアニメ監督陣が13人と庵野秀明さん、川上量生さんが集ってトークショーするんですから。それに劇場の大画面と音響で「日本アニメ(ーター)見本市」のあのファーストシーズン&サードシーズン未公開3作品を先行で観れたんですから。

山田幸美さんと氷川竜介さん

山田幸美さんと氷川竜介さん

この大座談会の司会をされた山田幸美アナウンサーと、アニメ特撮・研究家、明治大学大学院 客員教授の氷川竜介さんです。日本アニメ(ーター)見本市にはかかせないお二人ですね。

「アニメ業界の今後について⼤座談会」登壇者たち

企画立案(エグゼクティブプロデューサー):庵野秀明さん

庵野秀明さん

庵野秀明さん

エグゼクティブプロデューサー:川上量生さん

川上量生さん

川上量生さん

「龍の歯医者」アニメーション監督:鶴巻和哉さん

鶴巻和哉さん

鶴巻和哉さん

「HILL CLIMB GIRL」監督: 谷東さん

谷東さん

谷東さん

「ME!ME!ME!」監督:吉崎響さん

吉崎響さん

吉崎響さん

「Carnage」監督: 本間晃さん

本間晃さん

本間晃さん

「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」監督:前田真宏さん

前田真宏さん

前田真宏さん

「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」監督:本田雄さん

本田雄さん

本田雄さん

「until You come to me」監督:平松禎史さん

平松禎史さん

平松禎史さん

「電光超人グリッドマン」監督:雨宮哲さん

雨宮哲さん

雨宮哲さん

「ヤマデロイド」監督:堀内隆さん 

堀内隆さん

堀内隆さん

「ヤマデロイド」監督:江本正弘さん

江本正弘さん

江本正弘さん

「POWER PLANT No.33」監督:吉浦康裕さん

吉浦康裕さん

吉浦康裕さん

「evangelion:Another impact (Confidential)  」監督:荒牧伸志さん

荒牧伸志さん

荒牧伸志さん

「日本アニメ(ーター)見本市 初号上映」特典もすごかった

今回のこのイベント「日本アニメ(ーター)見本市 初号上映」 は、7月25日から全国10ヶ所の映画館で上映される「劇場上映 日本アニメ(ーター)見本市」に先駆けて上映される特別版です。何が特別かは前述した通りですが、それ以外にもあったんですよ!

「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」の複製原画

「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」の複製原画

タイムシート

タイムシート

カット袋

カット袋

これらをもらえました!まずは複製原画。来場者全員に「日本アニメ(ーター)見本市」の4作品をランダムにプレゼント。そしてこれ、上記の写真にもあるカット袋に入って渡されたんです。カット袋とはアニメ制作会社で実際に用いられる、仕上がったカットを入れる袋です。原画マンや動画マンが描いた絵が入っていて各セクションに渡されます。

また、アニメの制作現場で使われるタイムシートも入ってました。タイムシートとは演技やカメラワークなどを指示するシートです。このシートは実際にスタジオカラーで使われているものなのでしょうか。

こういうところもさすが「日本アニメ(ーター)見本市」。ちなみに僕がもらったのは「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」の複製原画。吉崎響監督も「西荻窪」だったみたいです。

山寺宏一さんと林原めぐみさんからのボイスメッセージ

トークショーに入る前に山寺宏一さんと林原めぐみさんからのボイスメッセージが披露されました。おふたりとも若い役を演じることができて嬉しかったらしいですね。あと林原さんの「1期の頃は楽しかった」という衝撃発言が出たのはご愛嬌でしょう。

「日本アニメ(ーター)見本市」、注目のサードシーズン

そして注目の先行上映、サードシーズンの3作品です。

  • 「コント ころしや 1989」:中澤一登監督
  • 「ブブとブブリーナ」:なかむらたかし監督
  • 「ハンマーヘッド」:舞城王太郎×前田真宏監督

どの作品もこの「日本アニメ(ーター)見本市」でないと見れないような作品ばかりでした。中澤一登監督のコミカルな演出、なかむらたかし監督と井上俊之さんが作り出す鮮やかな世界と躍動感のある作画、「日本アニメ(ーター)見本市ならではの豪華スタッフが作る「とにかくすごい」ハンマーヘッド!

以下がこれからウェブやアプリを通じて配信されていくサードシーズンのラインナップです。

  • 「Endless night(仮)」:山本沙代
  • 「カセットガール」:小林浩康
  • 「コント ころしや 1989」:中澤一登
  • 「ザ・ウルトラマン」:横山彰利
  • 「新世紀いんぱくつ。」:櫻木優平
  • 「旅のロボから」:沖浦哲之
  • 「ハンマーヘッド」:舞城王太郎×前田真宏
  • 「ヒストリー機関」:吉浦康裕
  • 「ブブとブブリーナ」:なかむらたかし
  • 「片山一良企画(タイトル未定)」:片山一良
  • 「吉崎響×DAOKO 企画(タイトル未定)」:吉崎響

talk2登壇者の中でサードシーズンでの監督作品がある吉浦康裕さんと吉崎響さん。「ヒストリー機関」の吉浦康裕さんは、作中に出てくる山寺宏一が演じる24役のキャラクターや作品について「作品はとても笑えるものになっています。山寺さんが過去に演じられたっぽい方々が出てきます」と紹介されました。

talk4

山田幸美アナウンサーから「ME!ME!ME!を超える作品を期待されてますがいかがですか?」と質問を向けられた吉崎響さんが「無理です」と答えるシーンがありました。確かにME!ME!ME!を見てしまった後ではついつい期待値は上がってしまいますね。

いよいよ「アニメ業界の今後について⼤座談会」

そして始まる大座談会。「アニメ業界の今後」「未来のアニメーターへのメッセージ」などが登壇者から語られます。

アニメ業界の今後

talk3

「日本のアニメはあと5年という発言がありましたが…。」

山田幸美アナウンサーから庵野秀明さんへの質問から始まります。その質問に対し庵野秀明さんは「そういうつもりで言ってない。まとめてそういうことにされていた。もっと難しく言っていた。」と語り、アニメ業界のシステムが厳しいこと、ビジネスのスキームとして日本だけでは難しいことに言及。

talk1氷川竜介さんは「アニメはマンパワー」であること、その制作システムはこれから人口減少する日本では不利になる可能性を指摘されました。川上量生さんは現在のアニメのタイトル数の充実を例に挙げ、その裏では制作環境の犠牲があるのでは、という問題点を挙げられてました。

最後に答えた荒牧伸志さんは「5年後、僕らは還暦になる。アニメ業界のコアの世代が還暦を迎える時代」と言い、現在のTVシリーズの頑張り、30年前のアニメ業界の状況を語られました。「30年位前はもっとひどい状況だった。その当時も今と同じような事を言っていたが、今でもまだアニメ業界は続いている。意外と続いているなという印象があるが、なんとかしなきゃな、とも思う」

未来のアニメーターへのメッセージ

これからアニメーターを目指している人へのメッセージとして最初に質問を受けたのは本間晃さん。

talk5「質問の内容がふさわしくないと思う。僕は人として欠落していると思っている」と語り会場全体の笑いを誘い、自身の経験について「関わってきた人や仕事の運が良かった」と語られました。

それに対し平松禎史さんが「本間くんは若い頃から大きい作品をやっている」と語り、それに対し本間晃さんは「幸運なことに劇場作品をやれている。アニメ業界は先がないような発言があるが、そういう話は30年位前からある。簡単な仕事ではないが、絵を描く信念がある人であればやりがいのある居心地の良い場所でもある、肉体的には辛い時もあるが」と自身の経験を語られました。
talk6前田真宏さんは「絵を描くという行為でお金になる業界は少ないということを認識してもらいたい」とコメント。平松禎史さんはアニメ業界は仕事の幅が広いこと、やる気があれば色々できることを解説。「この見本市の参加者は、みんなそんな感じだからおもしろい物ができていると思う」と日本アニメ(ーター)見本市への感想を述べられてました。

talk7

またサラリーマン経験がある谷東さんはアニメ業界を目指している人へ向けて「10年ぐらい頑張ってみたらいいと思う。僕は最初は実写に入ったが、その時は飯を食えずサラリーマンになった。10年前の自分に今の状況を言っても信じないと思う。だからまずは10年位頑張ってみるといいと思う」と語り、継続することの重要性を語られました。

talk8

「本田さんはどうですか?是非メッセージを」と山田幸美アナウンサーにコメントを求められた本田雄さん。「何をですか笑?言いたいことっていってもあと5年だからね」と冗談交じりに語り、「自分が先輩に言われたのは、絵を動かすのは技術だから基本をちゃんとやっていればある程度の所まではできる。その先はセンスになってくるが、基本誰でもできる、そんなに難しいものではないと教わった」とアドバイスをされました。
最後に氷川竜介さんが「よく出来たアニメは自分で描きたくなる」とコメント。「井上俊之さんが言っていたが、アニメーションが大好きな人は誰でもアニメが描ける。それにすごく勇気づけられた。意外とそういう事を知られていないのではないか。触発された人が次の手を動かす」と井上俊之さんとのエピソードを語られました。


「アニメ業界の今後」「未来のアニメーターへのメッセージ」の後は会場から寄せられた質問に答える、かなり盛り上がったQ&Aコーナーとスペシャル抽選会でした。この2つのイベントの模様は第2弾でたっぷりとお伝えいたします。というかQ&Aコーナーの内容が濃すぎてこちらの記事ではまとまりませんでした….。かなり濃いリアルな内容は必見です!

Q&Aコーナーで飛び出した雨宮哲さんの「名言」に庵野秀明さんが感動したエピソードもたっぷりとお届けします!

「コント ころしや 1989」「ブブとブブリーナ」「ハンマーヘッド」の3作品は7月25日(土)より2週間限定で先行上映されますよ

集合写真

ウェブやアプリで一度見た作品でも、劇場サイズの画面と音響で見ると全く感じ方が変わります。僕は「え、こんなにカッコ良かったの?この作品」「こんなに細かく作画されてたんだ、このシーン」「映像と音のシンクロがいいなー」といった新しい印象を沢山感じました。この劇場上映、サードシーズンも先行で見れますし、2週間限定です。お近くに上映劇場がある方は是非行ってみてください。

全国10カ所の映画館で、ファーストシーズンの全12作品のほか、サードシーズンより3作品を先行上映することが決定しました! 7月25日(土)から2週間限定です!

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