はなつゆ背景©StudioDomo

「はなつゆ」ができるまで 「絵コンテ編」

アニメの始まりは絵コンテから。

まぁいきなり絵コンテを描き始めるアニメーターは宮﨑駿さん以外はあまりいないでしょうけど、工程の初期段階の各パートがある程度決まったら絵コンテが作成されます。そして、その段階でほとんどのアニメの骨格が決まります。絵コンテはアニメの設計図とよく言われますね。

はなつゆ

はなつゆ ©StudioDomo

はなつゆ ©StudioDomo

我々、StudioDomo(スタジオ檸檬)も現在アニメを2本制作しています。そのうちの1本がこの「はなつゆ」と題された作品です。この作品、現在の僕が非常に少ないながら出来る事を全部注ぎ込もうと思って作っている作品(習作ともいいます)です。作画の部分だけどうしてもできないので、作画パートを紅水堂にお願いしています。

作品情報

  • 登場人物:女性(名前なし)、男性(名前無し)
  • 時間:2分30秒
  • スタッフ:迫田祐樹(監督、脚本、絵コンテ、音楽、撮影、背景、色彩設計)、紅水堂(原画、キャラクターデザイン)
  • 使用ソフト:SAI、Clip Studio Paint、Photoshop、After Effects、Premiere Pro

作画をSAIとClip Studio Paint、背景をPhotoshop、撮影をAfter Effectsで行ってます。現在のアニメーション制作で用いられるスタンダードなソフトですね。CGは使いません(使えません)。この作品では使ってませんがCACANiというソフトがあります。そのソフト、なかなか面白いのでその良さを活かした作品を作ってみることが次回作での目標ですかね。

絵コンテ紹介

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

冒頭〜12秒あたりの絵コンテです。背景一枚をPANして時間を稼ぐ作戦です。ただ「舞台設定をしっかり提示することで物語を分かってもらう」というそれらしい演出意図は一応存在します。エスタブリッシング・ショットといえば聞こえがいいかもしれないですね。

絵コンテとは?

絵コンテは1つのカットがどのようなものかを説明するものである。「人物などの被写体はどのようなサイズ、構図になるか」「それらはどのような動きをするのか」「カメラのどのフチから画面に入ったり出たりするのか」「カメラ自体はどのような動きをするのか、固定(フィックスと呼ぶ)なのか」「どのくらいの時間映しているのか(尺と呼ぶ)」などである。(Wikipedia

ちなみにこの絵コンテは記事用にPhotoshopで作りなおしたものです。最初は紙に鉛筆で描いてました。そのコンテを元に紅水堂に作画パートを描いてもらい、psdで納品してもらったものを再度Photoshopで編集という感じです。実際の大量の人が関わるアニメ制作現場で作られる絵コンテは、もっと情報量が多くなります。カメラワークやセリフや演出意図など。この絵コンテは僕しか見ないので、自分が把握できればいいくらいの少ない情報しか描いていません。

背景はロケハンで撮った写真をベースに制作しています。この記事のアイキャッチ画像は作品中に出てくるワンカットの背景です。

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

「はなつゆ」絵コンテ ©StudioDomo

キャラクターが実際に喋るセリフは作中には出てきません。ただBGMと一緒に女性のモノローグが流れます。この女性のモノローグは主人公の女性の声です。とても素敵な声を録らせていただいておりますのでぜひ作品として紹介させていただきたいです。

それでは「絵コンテ編」はこの辺で。「背景編」や「脚本編」などいろいろ投稿していきたいと思ってます。

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