Bamboo Spark

紙に書いてボタン一発でデータ化!Bamboo Sparkの可能性は?

ノートをとろう。アイデアをカタチにしよう。紙からクラウド、そして未来へ。

このキャッチフレーズ、現在ワコムから発売されているBamboo Sparkという商品のものです。このBamboo Sparkとは、紙に書いた文字や絵をデータ化して、スマホやタブレットで確認、編集できるというもの。言葉してみると最近よく見るサービスの一つに感じられます。しかしワコムが商品を作るんだから「何か違いはあるだろう」とは思っており、気になっておりました。

そんな中、新宿のワコム東京支社で定期的に開かれているイベントセミナーでBamboo sparkが取り扱われると聞き、実際に見て聞いて確認してきました。

ワコムのイベントセミナーに行ってきました

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ワコムのイベントセミナーはこんな感じ。

ここは新宿にあるワコムが入っている31Fのオープンミーティングスペースで、ここから眺める新宿の夜景は本当に綺麗でした。ここでは今回のイベント以外にも定期的にイベントが行なわれているそうなので、何か気になるワコム製品のイベント開催時には一度は来てみることをお勧めします。

プレゼンターの淺田さん

プレゼンターの淺田さん

セミナーのプレゼンターはワコムのビジネスデベロップメントマネージャーの淺田さん。Bamboo Sparkを使うにはまずはスマホ、タブレット側にBamboo Sparkアプリをインストールし、Bamboo Spark自体とペアリングをする必要があります。

こちらに詳しくセットアップの方法が載っています。

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このセミナーでは、Bamboo Sparkの基本的な使い方から、絵を描くための使い方など様々な使い方を紹介していただきました。

ワコムの豊田さん

ワコムの豊田さん

セミナーではワコムのマーケティングキャンペーン&イベントスペシャリストの豊田さんがデモンストレーションでBamboo Sparkを使ったお絵描きを披露されていました。Bamboo Sparkで描いた絵をデータ化し、iPad上のBamboo Paperアプリを使い編集するというものです。

元々はデジタル文房具という分類でクリエイティブ用途はあまり想定されていなかったというBamboo Sparkですが、セミナー内で紹介されたBamboo Sparkの「機能的な制限」をプラスに変える、ある裏技には驚きました。その裏技とは「普通の鉛筆を使いラフの絵を描き、その後Bamboo Spark専用ボールペンでクリンナップする」という技です。「専用のボールペンでないとデータとして残せない」という、「機能的な制限」の裏をかいた発想の逆転です。

紙と鉛筆のアニメ制作現場にも導入しやすいかも?

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どういうことかと言いますと、紙は普通のものを使えるBamboo Sparkですので、その紙に普通の鉛筆で絵などは描くことはできます。しかし普通の鉛筆の線をBamboo Sparkは認識できないのでデータ化できません。しかし普通の紙の方には描かれた鉛筆の線は当然紙に書かれて残っているので、その線の上から専用ボールペンで清書することで「ラフ→ペン入れ」のような行程を擬似的に再現できるんです。(文章にするとややこしいですね…。)

ペンタブレットとお絵描きソフトではこの行程はよく使われていますが、アナログ環境でこの行程が再現できることはなかなか面白い使い方だなと思いました。デジタル作画に興味はありながらも紙と鉛筆の描き味を大切にしているアニメ制作会社が多い現状、この方法論をもっと突き詰めることができれば、このBamboo Sparkはアニメ制作現場のクリエイターにも使いやすいツールになるのではないだろうかと感じました。

以下、簡単ですがBamboo Sparkの機能や外観の一部を写真を交え紹介します。

3つの形式でエクスポート

bamboo spark

bamboo spark

エクスポートできるオプションが多いほどデータ化することのメリットは上がります。

Bamboo Sparkでは書いたデータは画像形式(JPEG)、PDF形式、WILL形式でエクスポートできます。またデータの保存に関してはWacom Cloud(ワコムのクラウドサービス)を使うとオートシンクできるそうです。当然Dropboxなどのサードパーティー製のクラウドストレージサービスに保管することもオッケー。

ペンはBamboo Spark専用のボールペン

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ペンタブレットの技術を使っているBamboo Spark、タブレットに信号をちゃんと送るために専用のペン、そしてカートリッジも専用のものを使う必要があるとのこと。カートリッジはデフォルトで3本付いており、また別途3本セットでのアクセサリー販売しているとのことです。

ノートはなんでもいいんです

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それこそコピー用紙でもポストイットでも。ただ厚さは束で5mm以内を推奨しているとのこと。

ボタンを押すとBamboo Spark内のメモリーに保存

Bamboo Spark

とても良いと思ったのが手元にスマホやタブレットがなかったりしてもBamboo Sparkのこのボタンを押して端末本体に保存しておけばスマホとペアリングされたタイミングで同期されます。公式情報では100ページ分まで端末内に保存可能なんだそうです。

こんな感じで色々収納

Bamboo Spark

Bamboo Spark

こんな感じでスマホやケーブル、ペンを収納できます。

Bamboo Spark

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外側はこんな感じ。

触り心地の良さはさすがのワコム製で高級感を感じます。最初ちょっと重いかなとも感じましたが、よくよく考えるとワコムのIntuosと同じ1024レベルの筆圧感知能力があるこの製品、それを思うと十分に軽いですね。しっかりとした描き心地を再現するためのちょうど良いバランスなんでしょうね。

Bamboo Spark

Bamboo Spark

この位置にmicroUSB端子が付いています。

機能や特徴をまとめると….

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3種類のスマートフォリオ展開。ちなみに今回使わせていただいて写真でも紹介しているのは「ガジェットポケットつきスマートフォリオ」という一番軽いモデルです。

特徴、機能を書き出すと以下になります。

  • 紙に書いた文字や絵がデジタルデータとしてスマホ、タブレットに保存できる。Bamboo Paper経由で編集可。
  • 紙は専用の用紙ではなく、厚さ5mm以下の束なら何でもOK。ポストイットやメモ用紙でも。A5サイズがぴったり。
  • ペンはBamboo Spark専用のボールペン(ペン先の芯はワコム専用のもの)
  • 筆圧感知は1024段階
  • サイズは折りたたんだ状態で約 206 x 253 x 30mm。
  • 一番軽いモデルは535g。

十分に実用的

現状、他のアナログ→データ化を行うサービスには途中に撮影する手間だったりが生じますが、このBamboo Sparkはボタン一発でデータ化できます。これだけで十分に実用的ですが、Bamboo Sparkにはペンタブレットの確固たる技術を持っているワコムにしか再現できない「アナログの書き味」が付いてきます。確実な実力がある製品ですね。

1 comment for “紙に書いてボタン一発でデータ化!Bamboo Sparkの可能性は?

  1. 2017-03-19 at 3:58 PM

    I like the efforts you have put in this, thank you for all the
    great content.

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